突然ですが、折角買い付けた物を日本に輸入時に没収になったらどうしますか?
泣いても泣いても悔やまれると思います
ただそれが故意で違反しようとしたわけではなく、税関にひっかかった事がある方は比較的に多いのではないでしょうか?
特に貿易を始めた方は、先人の経験談を生かして其のようなことがないようにしなければならないです
通関時に引っかかる場合場いつくかのケースが考えられます
一番引っかかりやすいのは、インボイスの作成間違い、不正です
単純な文字の間違いなら通関士も見逃?して通る場合もありますが、例えば明らかに数量が違う場合、表記価格に真実味がない場合、価格ゼロ(サンプル、おまけ品)を記載するなどをすると、インボイスの再提出を求められることとなり、誠意がない対応をすると結構大きな事案に発展してしまいますので、ご注意ください
次に考えられるのはワシントン条約に関することです。
正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」となります
特にタイでは考えられるのがクロコダイル(ワニ皮)をつかった製品、蛇の皮を使った製品などがよく出てきますが、これらのものはすべてCITES(サイテス)という書類がないと輸出、輸入をすることができないです。
なので生産者にサイテスの申請をする必要があります
クロコダイルのサイテスおすすめ取得方法は別途お問い合わせください
また、サイテスに関しては其の商業規模により、様々な方法がありますのでおkガルのご相談ください
次によく通関で没収されるケースが増えてきているのですが、それ商標権の侵害によるコピー商品問題です
タイは結構コピー商品に関しては、まだまだ規制厳しくないので、街中にコピー品が反乱しています。高級デパート以外はブランド物は疑って購入すべきです。
(以前によくみかけた、溶けるシャネルみたいななんちゃってブランドはそれには当たらないです)
たまに、当方のサービスの発送代行などでこのような商品を持ち込んでくる方がいますが、当方は受け付けられないのでくれぐれもご注意ください
また、最近はタイでの古着の仕入れは有名になってきていますが、以下のブランドの古着にも注意が必要です(特にリーバイス、ラルフローレンが有名です)
■Levi's リーバイス
■Lee リー
■Wrangler ラングラー
■CONVERSE コンバース
■NIKE ナイキ
■adidas アディダス
■PUMA プーマ
■Champion チャンピオン
■Hanes ヘインズ
■RUSSELL ATHLETIC ラッセルアスレチック
■VANS バンズ
■patagonia パタゴニア
■THE NORTH FACE ザ・ノース・フェイス
■POLO RALPH LAUREN ラルフローレン [RRL ダブルアールエル]
■PENDLETON ペンドルトン
■Barbour バブアー
これだけ多くのブランドが入り混じっている、古着もしくは古着の塊(ベール)にコピー品、コピーと判断できなかったものが含まれる可能性が高いです
其の場合はとても厄介なことで、すべての商品の検査が行われる場合があります。そうなると検査費用(勝手に請求されます)、時間が膨大に浪費してしまいます
また、実はこのような古着のブランドコピー問題は日本に輸入するときだけが問題ではなく、タイの輸出時が要注意です
もしも、其のようなことがあった場合は廃棄、ラベルの切り取りなどの処置が考えられます
一応現在ではある方法ならこの古着のブランド問題は回避できる方法があるので古着の輸入でお困りの方はお気軽にご相談ください。