タイの総合仕入れサポートNISSHO

タイ・バンコク現地からタイ輸入、タイでの買付け、仕入れをサポートさせていただきます。個人の方から法人の方までまずはお気軽にご相談ください

革製品の関税率はどのくらいかかりますか? ☂%パーセント☂

 

本日は令和元年5月16日です!!

GWも終わり、タイに買い付けに来る方も急増しているところです

おかげさまで当方も同行メンバーはは私も含めて4名いますが、全員フル回転中です

(お休みがないのも嬉しい悲鳴です)

そんなわけで5月も残り半分気合でがんばります

 

ところでこんな季節になりましたので、タイ、バンコク仕入れのときに忘れてはならない物があります

それは何でしょうか?それは折りたたみの傘です!!

なぜかといいますと、どうやらバンコクは昨日から一番やな季節の

☂雨季☂

になっているようです

タイの雨季というのは、日本の梅雨とは違い雨がしとしとと降るわけではなく

最近日本でもあるゲリラ豪雨というスコールが中心になります

 

私も滞在中19年目になので、だいたい振りそうな日、時間などは少し前にはわかりますが、多くのスコールは夕方以降に降るために、買い付けには本当に天敵です

せっかく買い付けしたのが濡れてしまっては元も子もありませんので・・・・

 

もしも買い付け中に大雨が降るようなことがあり、荷物の運搬にお困りの場合は発送サービスをご利用して頂けます

お荷物はホテルや買い付けしたお店などに回収に参りますのでお気軽にご相談ください

また、このサービスは買い付け時にお店で在庫がない場合にも入荷後に配送できるので荷物の回収とりまとめサービスとしても有効です

発送代行サービス

www.nisshotrade.com

 

それはそうと、GWが終ってから他に何か変わったことがないかといいますと、関係ないかもしれませんが、日本の税関がやけに厳しいです(恐らく強化月間みたいなものなのだと思います)

※関税は容赦なく請求されているようです※

特に今はタイ仕入れでとても盛んなのが、革製品やシルバーの買い付け、販売がとても多くの方が始められています。(これは完全にブームですね・・・・)

 

そんなわけで簡単に革製品の税金に関して考察してみたいと思います・

(タイ輸入で革製品が注目されていてまた同じ革製品のクロコダイルも合わせて注目されていますが、今回は一般的な革製品を紹介します。ワニ革に関しては他の節税、免税方法がありますので別途お問い合わせください)

 

nissho.hatenadiary.jp

 

最近は便利なもので日本税関がWEBサイトで説明してくれていますが、この内容を理解するにはかなり難しく、また細かな部分で細分化されてるので、一応こちらの例で紹介してみます。(素人にはできないように意地悪して行政が・・・気がします)

これは皮革のハンドバッグですがこんなに細かい指定があります

 

一般的品名 革製のハンドバッグ
税番 4202.21-210
関税率 基本10% 、 協定8% 、 特特Free
国税 消費税6.30% 、 地方消費税17/63
貨物概要 革製のハンドバッグ  性 状:収納部はまち方向に3つあり、中央の収納部はスライドファスナーで閉じられる形式     3つの収納部は、マグネット付きのかぶせふたにより閉じられる     取り外し可能な肩ひも(長さ110cm)が付属している  材 質:(本 体)牛革     (肩ひも)牛革、鉄  サイズ:幅24cm×高さ12cm×厚さ4.5cm  用 途:財布バッグ  包 装:1個/プラスチック製袋×20/カートン
分類理由 本品は、その性状等から、女性が通常化粧品等の身辺用品を入れて携帯するもので、収納部はマグネット付きのかぶせふたにより閉じられる型式のものであり、国内分類例規42.02項「1.ハンドバッグ」に規定するハンドバッグに該当するものと認められる。  したがって、本品は、外面が牛革製のハンドバッグとして、関税率表第42.02項及び同表解説第42.02項の規定により、上記のとおり分類する。 ※本回答書に記載された協定及び特別特恵の関税率は、一定の条件のもとでのみ適用されるものである。 ---以下余白---

この場合は皮革のハンドバッグですが関税は基本は

基本10% 、 協定8% 、 特特Freeになっており、基本的には10%が関税になります

ただ、タイの場合はEPA協約でJTEPAという書類の提出で関税が免税(0%)になります

税率が10%と0%では雲泥の差ですね

例えば50万円の革製品の仕入れであれば関税は5万円!になりJTEPAの作成費用を支払ってでも節税をオススメします

(全てにおいてJTEPAが作成できない場合もあります¥)

 

何と言っても、皮革は関税の中でも高い方の分類ですので、其のへんからコストを下げていくのがおすすめです。

そう言えば、最近仕入れの代行業者(どこかの個人会社)がこの革製品の仕入れブームを狙って、買い付けに来たバイヤーの人を指定の革製品のお店に連れて行き、バイヤの人には内密にマージンをせしめているエージェントをよく見かけます

(パラディアムやチャトウチャック市場のお店 誰もが行く有名店です)

別に商売だからどうでもいいと言えば良いのかもしれないですが、「それでは全く仕入れても販売するときに利益が出しにくくになってしまうのに・・・・」と思いながら、傍観していますがくれぐれも其のような業者はおすすめできないので

仕入れ同行の業者を選ぶときはくれぐれも注意したり、それぞれの革の仕入れのお店で確認してみると良いと思います

 

手前味噌ですが、私共は15年以上も不正の無いように営業しており、マージンの請求などをしたスタッフが居るとしてら厳罰(くび)にしているのでご安心してタイ仕入れ同行サービスをご利用ください