本日は8月8日
何んか縁起が良さそうな日付ですね!
日本は3連休らしいですね!
そしてこの後は”お盆休み”なので暑い日本を乗り切るためにも、十分にお休みください。
お仕事で休めない方は、体調管理も気をつけながらがんばってきましょう!
どこ見ても今は”コロナ関係”のニュースばかりで少し嫌気が差します。
しかし、”この先の世の中”を予想するためにも、タイのニュースは気になるところです
経済の予想や地震の予想のように、「予想は果たして当たる?」のかと言う問題はありますが、全ての面でのリスクヘッジのためにも注意しておきたいと思います。
今日はタイの観光省の予想です
コロナの影響によるタイ観光産業の3つのシナリオをようしています
【悪】【普】【良】の順番に予想されています
【最悪のシナリオ】
・まだ先になりますが、早くも21年の外国人観光客:610万人、収益2960億THB(コロナ前19年:3980万人、1.9兆THB)
・多くはアジア諸国からの入国
・国内需要も、各都市でコロナの第2波がきて、再度ロックダウンが起こる。収益3800億THB(19年:1.3兆THB)
イメージは全体的に100%が15%になる感じです(五分の一以下)
【通常シナリオ】
・今年の後半から、徐々に回復していき21年半ばから欧州からの受け入れ
・航空機キャパはコロナ前30%
→外国人観光客1250万人、収益6180億THB(アジア諸国が中心になる)
【良ベストシナリオ】
・21年の前半までにほぼ回復
・航空機キャパはコロナ前50%
→外国人観光客2050万人、収益9770億THB
以上のように予想はバンコクポストに掲載されていましたが、タイのGDPの1−2割を占めている観光産業がこのような予想が出ているので、タイだけでは無いですが先行きは暗いようです(不透明にしておきたいです)
【他にも不安材料がタイにはあります】
実はこのコロナに目が行きやすいですが、タイには別の不安材料があります。
長期的な干ばつによる米の輸出減
タイは農作物の輸出国で特にコメに関しては毎年世界中のコメ輸出国の上位になっています。しかし、長期的な干ばつ(雨不足)で今年の生産量はここ10年で一番少ない生産量になる見通しのようです。
また、為替でのタイバーツ高が影響していることも言えます。(輸出にはバーツ高は更なる障壁になります)
反政府活動の活発化
現タイ政府は、軍によるクーデターによる政権で、世界的にもまれな軍事政権であります。
まあ、それでも紛争や争いほぼなく、平和的な生活を送ることができています。しかし、そんな中コロナの影響や経済の失速の背景で、政権内に占められる元軍幹部や王制支持者に対する批判が起こり始めている状況あります。また軍政権もコロナの感染者が少ないのにもかかわらず、『非常事態宣言』を解かないでいるから何だろうと思う。
タイ経済の失速の中のタイ輸入の対策
タイ国内でも、経済が徐々に戻りつつある業界、全く見通しがきかない業者など様々です。
私の事務所の辺りを見渡しても、かなりの数が閉店、移転、廃業などで空室になっているところが多くなってきています。また、バンコクに出稼ぎに来ていた外国人も激減している気がします。
なので、今のタイ、バンコクは『耐える場面』と言うのはひしひし感じます。
その反面、何故か空室から新規開店の準備をしているところも多く見かけます。
ここで『何もせずに耐えてじっとしてる』と言うわけではなく、今できることがあると思いますので、それをコツコツするに限ります。
それでも、『何をすればいいのかわからない』場合は、自分の周りや他のことに目を向けて、新しく何かをしている人、こそっと何かをしている人を見つけてみて下さい。
そんな人がいたら、その人は今がチャンスの真っ最中なんだと思います。
以上、今日も暗いことばかりは考えないように頑張るのみです!!
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